[不登校]アドバイスを拾う拾わないよりも、もっと大切なこと

函館のずれることなく気持ちを聴く専門サロン

【聴き手サロンあいりす】のブログにご訪問いただきありがとうございます。


今回はタイトルのように、

私がセッションから学ばせていただいた
第3の視点
についてシェアしますね。






セッションを多く重ねていく中で
分かったこと、それは

アドバイスをやって上手くいく時には
共通している
『心もち』とか『マインドセット』がある

ということです。





上手くいった時のお話を聴いていると、


『ふとその時思い出して。頭で考えるよりも先に口からこぼれてました』

『え、なんかソレちょっと面白そう』と
なぜか自分でもよく分からない
"軽いノリ"で
するっとやれちゃったんです


みたいなキーフレーズが
語りの中に必ずといって良いほどに
でてきます。


特徴を挙げると、

◯ 急に思い出す
◯ なぜか力んでない状態
◯ 興味の方が先に立つ

という感じなんですね。





反対に、上手くいかない場合では

ずっとアドバイスが頭にあって、で
〇〇の時がんばって言ってみたんですけど
なんか微妙で…

という語りをよく耳にしていました。






最大のナゾは、

アドバイスを持ち帰ってみたけど
機会がなく
やらなかった/できなかったのに

なぜか好ましい変化が起きてきた
パターンも意外とあること


何が正解なのか、もはや分かりません…。





そんなある日、

やる、やらない、というのは
究極をいえばどちらでも良く

本当に重要なのは、そこに伴う
『心もち』または『マインドセット』
なのではないか?

という考えがふと浮かんだのです。





その第3の視点『心もち』から
ケースを振り返ったとき、

鍵になる感情が

恐れ や 不安

だという事が見えてきました。



「〜になったら困るから」

「〜しないように」

こうした心もちから行うほど
上手くいかない傾向にあったのです。





具体的にこれを

前回の記事に書いている
雪かきエピソードの経緯を交えて
説明してみたいと思います。

(経緯が長めなんですが、これがある事で
私の恐れと不安がより伝わると思うので、ご了承くださいね)

~~~~~~~~~





私は集合住宅に住んでおり
記事の最後にふれたご近所さんは
階下の方

除雪って自分の駐車スペースだけやれば
基本十分なんですが

集合住宅の除雪って実は
誰の持ち場でもない
グレーゾーンがあったりするのですよ。

誰の持ち場でもないんだけど
みんなも通るし
配達の方が通ったりするところ

その方はいつもそこまでやって
おられるのです。

(夏場は入口にごみ一つなく、老舗旅館の凛としたーまるで結界がはられたようなーそんな不思議な清涼感が入口ホールに漂っているのです。この方には只々頭が下がる思いでいます。)


以前一度だけ、いつも入口を気持ちよく
整えてくださることへの感謝を
挨拶の折にお伝えしたことがありましたが
まあ、そのくらいなもので。



ところがある日
入口付近ですれ違った際に

 最近は孫が来る時があり
 元気いっぱいなので
 うるさくご迷惑になってないですか

と声をかけられます。

 そのように感じたことはないので
 安心してくださいね。

とお返事したところ、

お孫さんが来るようになった背景に
お連れ合いの方とのお別れが
あったことを私にお話してくださいました。

 それは、おさみしい気持ちで
 おられることでしょうね…

とお返ししますと、

その方の身体に入っていた力が
ふっと抜けたように感じられました。



それからでしょうか…
挨拶+ふたこと三言の交流が
始まったように思います。

何らかの好印象をもってくださったのかな?
などと嬉しい気持ちになりました。



やっと経緯(背景)が書けました…
では、あの雪かきのエピソードに入ります。


その日は朝からけっこうな積雪で
雪かきをしなくてはならないと
分かっているものの
何だか気がのらない状況だったんです。

そんな時に外から聞こえてきた
雪かきの音。。。

 あ、ご近所さん雪かきしてる!
 やんなきゃ!




このやんなきゃは、

 やらなければ
 好印象が崩れてしまう
 だから、やんなきゃ!


「嫌われたくないから」っていう
恐れや不安からやろうとする
とっても分かりやすい例だと思います😉



で、第3の視点である
『心もち』『マインドセット』的には

このまま「べき思考」つまり
恐れや不安からやっても
あまりよろしい事にはならないよ

という事なので

やるのなら清々しい気持ちでやるために
want変換を活用した

そんないきさつで生まれたのが
前回の記事でした。




実はこの話には…

聞こえていた雪かきの音は
ご近所さんではなくお向かいさんだった!
というオチがありまして。

さんざん悩んだあげくに
ご近所さんじゃないんか〜いと

もう、笑うしかなかったですよね〜🤣
自分があほ過ぎて。笑


~~~~~~~~~






もしもあなたが
最初の私の心もちのように

恐れや不安から
アドバイスをやろうとしているなら

アドバイスを拾わないで
あなたの気持ちを穏やかに保つ方が
はるかに好ましい選択肢です。



アドバイスは
"やんなきゃなんない"と感じるなら拾わず
"やりたくなった"ら拾う

というのが
上手な心の声の聞き方なのかもしれません。


これはアドバイスにかぎらず
あらゆる暮らしの場面で
役に立つ心の知恵と感じています。





第3の要素『心もち』に気を配り
恐れや不安からアドバイスを拾わない

そんなあり方をしているあなたは今

ご自身をとても大切にして
素晴らしい愛をご自身に注いでいることを

ぜひ覚えていてくださいね。

〈傾聴と心理カウンセリング〉心のサロンあいりす-函館

心のやすらぎと変容に出会う あなたの気持ちがずれることなく聴きとられる"聴き手"サロン

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