[傾聴]気持ちのずれにくい叱り

函館のずれることなく気持ちを聴く専門サロン【聴き手サロンあいりす】のブログに

ご訪問いただきありがとうございます。


今回は気持ちのずれにくい"叱り"

について書いてみようと思います。




ちょっとした言葉の表現の違いで

コミュニケーションって

ずれにくくなったりするので


親しい方との会話や

お仕事などの場面でも

きっと役に立つのではないか

と思います。




誰かが何かで

困った過ちをしてしまった

としましょう。


例えば…


学校でお友達を押して

けがをさせてしまった子どもと

指導する大人の会話

というシチュエーション


叱っている言葉…


さてどんな声が

聞こえてきそうでしょう。







「なんでこんなことしたの!」


「だめでしょ、こんなことしたら」


「あやまりなさい!」


他にも色々あるかも

しれません。




では叱りについて

あまり知られていない部分

をひもといていきましょう。




そもそも叱るというのは


◇その行為が望ましくないと伝える


◇繰り返さない為に考える機会にする


このような目的をもつ

コミュニケーションの1つの型です。




この目的が

先ほどの言葉がけで

どのくらい達成できるかなって

ちょっと考えてみます。




望ましくないと伝える…は


伝わらなくは、ない

という感じでしょうか。



もちろん


⚪︎関係性

⚪︎言葉のチョイス

⚪︎言葉に乗っている感情

⚪︎表情などの言葉以外の情報


など


に左右される部分はありますね。




次に

繰り返さないために考える機会

はどうでしょうか。



例のような言葉がけに対して

子どもは…


① あやまる

② 言い訳をする

③ 嘘を言ったりごまかそうとする

④ 誰かのせいにする

⑤ 泣き出す

⑥ いきなり感情を爆発させる


こんな反応がありそうです。





①のあやまる

は一見良さそうですが


謝ることに慣れてしまっている場合

右の耳から左の耳へ秒速でぬける

そんな状態になっている可能性

があるので留意が必要です。



②③④の

言い訳、嘘やごまかし、他責


これらには

ちょっとトリッキーなところが

ありまして…


この反応に対して

指導者の言葉がけが

重なっていくと

望ましくないことが

起きる確率が上がります。


何が望ましくないって

当初指導しようとしていた内容から

どんどん離れてしまうのですよ。

こんな風に…


「なんでこんなことしたの!」


「だって〇〇の方が先に押してきたんだよ!僕悪くないもん!」


「〇〇くん、けがしてるんだからあやまんなきゃだめでしょ!」


「ぼくわるくないもん!〇〇があやまんなきゃ、ぼくもあやまらない!」



こうなってしまうと

お互いにかなり消耗してしまいます。

労多くして実少ないのでは

どうにもつらいですよね。




⑤と⑥は

どちらの場合でも

気持ちを言葉に出来ない時

このような反応になる事が多いです。

ネガティブな気持ちを

言葉で表現できるようになると

減ってくる印象があります。

(ただし、コントロールできないほどの暴力なら専門機関への相談も視野に入ります)








文章が長くなっているので

そろそろ結論に移りましょう。



この展開を避ける方法、それは


理由ではなく
『いきさつ』を訊くこと。


WHYには

責めるニュアンスがあるため

子どもは防衛を強めます。

でもHowにはそれがないので

あまり防衛が働きません。 


「何がどうなって、こうなったのか、分からないから教えてもらえる?」


ひとつ大きく呼吸をしてから

こんな風に聞けば


それが一体

どうやって起こったのか

子どもはちゃんと

教えてくれます。


その語りを

引き出すための仕掛けを施してある

日常生活では用いられない

特別な質問だからです。




プロセスが分かったら

やったことは許容できなくても

子どもの気持ちを「受け取る」ことは

できるようになります。


気持ちを受け取ってもらった子どもは

心にスペースができる


すると


その空いたスペースにはじめて

正論を迎え入れることができるように

なるのです。




その時に

今度そんな気持ちになった時は

どうしたらいいか

一緒に考えてみよう


と声をかける。




気持ちを受け取ってもらっている

子どもは

素直に話し合える状態に

なっているはずです。




そして

次に同じ出来事が起きた時


覚えていたり

望ましい行動ができたり


出来なくても

やろうとする気持ちをもっていた


そんなことが分かったら

たくさん認めの声がけをしてあげる


「覚えていたんだね」

「やろうとしたんだ」みたいにね。


すると

こういった望ましい行動が

増えていくのです。


良い行動が見えたら

すかさず「出来てるね」って

フィードバックするようにすると


不思議と

叱らずして指導することが

出来るようになっていきます。




叱る時には
『いきさつ』を訊く


これが気持ちのずれにくい

コミュニケーションのコツです。





(以下追記しました)


もうだいぶ前のことですが

友人とこの話題になったことが

ありました。


今の子どもって幸せ。

私たちもこんな風に育てられたかったよね~

なんて。


ほんとそうだなって

激しく同意してしまいました(笑)。



ふと思い出したこのエピソードから

記事の最後に

こんな言葉を添えたいと思います。




もし同じ思いを感じながら

それでもあなたが

かつて自分のして欲しかったことを

子どもにしてあげているなら


そのいくつしみは

同時に

当時の自分へと届いています。



潜在意識レベルでは

実はそんなことが起きている

ということを

ぜひ覚えていてくださいね。


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