「べき思考」とは戦わずに〇〇で書きかえる


【聴き手サロンあいりす】のブログにご訪問いただきありがとうございます。


今回は


どうしてもやらなくちゃいけないのに
モチベーションが上がらない!

という時に試していただきたい

脳をだます方法をシェアしますね。



わたしはこの方法を
『want変換』と呼んでいるのですが


ざっくり言うと

should(すべき)の入った言い方を
want(したい)の入った言い方に変える

という感じの作業をします。




つい最近

「雪かきしなくちゃなぁ〜(面倒いなぁ)」
をwant変換したんですが(笑)

その時の思考プロセスを
下に書いてみますね。




==============

「雪かきを、しなければならない」

⬇️
まず終わりの所をしたい(want)に変更
「雪かきを、したい」

⬇️
気持ちは別として(笑)
とりあえず"声にだして"言います

⬇️
すると、あら不思議!

声にだした瞬間なぜか脳は
雪かきをしたい理由を探し始めます。


なぜかと言うと、、、

 雪かきをしたくないという気持ちと
 雪かきをしたいという気持ちは
 心の中で同居できないので
 したくないモードがオフになって


 かわりに脳は
 (   )だから雪かきをしたいと
 (   )を埋めるための肯定的な理由を

 検索するモードに入るから

なんです。



この時の
私の頭の中は確か…

 雪かきしたら、なんかいいこと?
 うーん…

 あっ、雪ちょうど止んでるし
 太陽も出てて今がチャンスかも。
 こういう時の外って気持ちいいんだよね〜

 それに雪下ろし(=車の除雪)しておけば
 あとあと楽だし…

⬇️
こうして理由を考えていると
心地よいイメージが脳内で広がるため
気分が上がってきます

⬇️
気分が上がることで
モチベーションも上がります

⬇️
モチベーションが上がると
身体が軽く感じられます。

するとあんなに重かった腰が
すっと簡単に上がり
その流れでなぜか行動できてしまうのです。




===========

これは本当に不思議なんですが
私の場合よく効きます(笑)


戦わないことも、大切なポイントで

「べきって考えないようにしなくちゃ」
と考えると

脳の中では
「べき」が燦然とスポットライトを
浴びている状態になって

「べき」から離れようと頑張るほど
べきと離れられなくなるパラドックス
が起こります。


これは実際に体験してもらう方が
わかりやすいかな?
今ちょっとやってみましょうか。








「牛の事だけは絶対に考えないでください」















といわれても







牛が頭に浮かんで来ちゃうでしょう?






これね

牛の事を考えてください、といっても
牛の事を考えないでください、といっても

牛という言葉が耳に入った時点で
脳は牛を想起してしまう仕組みに
なっているんです。



だから、牛を想起しない唯一の方法は

「ウサギの事だけは考えないでください」
みたいに

別の動物を想起することなんですね。






want変換は

"同時に二つの思考ができない"
という脳のしくみを利用して

したいという思考回路にスポットライトを
当てることで

べき思考へのスポットライトを消す
(よく聞く言い方だと、べき思考を手放す)

おすすめの方法なので
良かったら試してみてくださいね。





今回のまとめ:

脳をだまして
べき思考を手放すwant変換の手順は、

①最後の部分を「したい」に変換して
②声にだして言うと
③脳が「したい」理由を探し始める
④良いイメージが脳内に広がる
⑤気分が上がる(感情の変容)
⑥身体が軽くなる(身体感覚の変容)
⑦行動のモチベーションが上がる
⑧実際の行動へ


〈留意点〉
実際の行動の第一歩は小さくてOK!
たとえば範囲を決めたり時間を区切るのが
おすすめです。

この記事は、あるご近所さんとのエピソードがあって生まれたのですが

先日雪かきをしていた時、その方からなんと来年のカレンダーを頂きました。
(ご近所さんありがとう!!)

want変換には何故か
ラッキーに見舞われる不思議なオマケ
がついてくるんですが(笑)
今回はこんな素敵なサプライズでした🍀


拝見すると見惚れるほど美しい写真たち

中でも見た瞬間にとても感銘を受けた
写真があったので
みなさまとシェアしたいと思います。




〈傾聴と心理カウンセリング〉心のサロンあいりす-函館

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